春、さくら、君を想うナミダ。[完]
この前、少し言い合いになったときから、
なんとなく気まずくなってしまったけど……。
あたしたちまたすぐに、前みたいなふたりに戻れるよね?
あのときのこと、ちゃんと謝ってなかった。
ハルくんに謝ろう。
いつもハルくんのほうから行動してくれるから、あたし甘えてたよね。
信じたかったの。
あたしは、ハルくんを信じたい。
別れたいなんて、そんなの嘘だよね?
ふと後ろを向くと、ハルくんが教室から出てきて目が合った。