真夜中のアリス
<<こんな所にまで何をしに…>>
<<見て解らないのか。彼はもうお前など見ていないというのに>>
<<貴方は何処へ行こうが結局独りきり>>
<<誰もお前なんて…>>
「…!? なによこれ…!?」
聞こえてくるのは、あたしに向けての罵詈雑言。耳を塞ぎ大声で掻き消す。
「…るさいっ!!うるさい!!」
それでも鳴り止まない言葉たち。
<<可哀想>>
<<泣いた所で誰も救ってくれやしないというのに>>
<<貴方が慕っている彼は…
貴方が思っている程貴方を愛していないのよ>>
「違う!!朱鳥くんは違う!!」
その言葉たちは。