【続】興味があるなら恋をしよう
☆★☆
最近の課長は以前にも増して忙しそうで、内線で呼ばれ、デスクを離れる事も多くなった。
何か課長に動きがあるのかも知れない。

それに伴い、坂本さんもだ。

…この状況がいいのか、悪いのか、仕事だから色々あるのは当たり前なのだけど。
片隅の準備用のデスクで、課長と居る事が増えてきた。

んー、坂本さん…内勤になるのかな。と、いう事は、課長に?
じゃあ、課長は?…外?

……。

いやいや、何故、そこ…。

あ、ふ、…。眠い。
…体力なんて、つけられない。
そもそもナニの為の体力作りなんて…。だったら、ほどほどにしておけって話です。
…。

そうだ…。部長かも。

課長は、もしかして部長になるのかも知れない。
今の部長にも随分と信頼がある。
では、現、今城部長は取締役に…?かしら…。

何にしても、そう遠くないうちに辞令が出るのかも知れない。
課長もまだ何も言わないという事は、まだ内緒だからよね。
大事な事は話してくれるはず。

課長が部長になったら、このフロアで、顔を会わせる事はなくなってしまう。
会社に来ても会う事はまず無くなるって事。
今だって、今城部長に会う事なんて、…呼ばれない限りないもの…。

…はぁ。

家では会うんだけど…。
振り返ればいつも居るっていう安心感が無くなってしまう。…はぁ。

「おい、こら…」

「あ…」

「ちょっと、いいか?」
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