BEST FRIEND
過ごした日々
「今日から、君たちがグループだから。」

「「「「はぁ!?」」」」

今、とてもおかしい状態です。

ちなみにここは1995年の月見プロ。

ここで社長さんに言われた言葉があり得なくて困ってます。

「えと…どういうことですか。社長さん。」

一人、ショートボブくらいの髪の長さの少女が抗議している。

「それは俺がこいつらとならできるって思って、つくってやったんだぞ。」

「社長さん!私は一人でデビューしたかったんです!なのに…ね。」

「わわわ…掴まないで!」

私の腕が掴まれた。

「こいつも嫌って言ってまーす。」

「嫌って言ってないわ!」
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