❤嫉妬カレシ日和☁




どうして、そんな当たり前みたいな表情してるの!?



「慣れない病室に居るの落ち着かない。」

「でもすぐ戻るつもりだったのに…」

「別に気にしないでいいから。僕が勝手に待ってただけだし。」

「うん……」



会わないうちに俊…背が少し伸びたかな??


いつの間にか、私が見上げる形になっている。



「…ズルい。」

「えっ??」



少しムッとしたように言う。



「そんな上目遣いされたら、僕止まらなくなっちゃうじゃん…」

「…!?」



俊に片手で頭を添えられると、唇に生温かい感触を感じた…。


思わず、びっくりして目をパチパチと何度も瞬きをし見開いていると…



「クスッ…マヌケな顔。」

「わっ、酷い…っ!!」



イタズラっぽく笑うから、そういう俊こそズルいよ…。


何でも許したくなっちゃう。


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