天神学園の問題児再来
沼とはいったものの、水も透明度があり、魚だって泳いでいる。

食糧だって、飲料水だって確保できそうだ。

「髪を洗い流すどころか、水浴びだって出来そう」

紫陽花が制服に手をかける。

「ちょっと紫陽花ちゃん…近くにシオン達もいるよ?」

花龍が止める。

破廉恥属性のシオンなら、覗く事間違いなし。

「だぁいじょうぶだよぉ、真太郎君がいるもん。覗きなんてさせないよぉ♪てか真太郎君なら、覗いてもいいよ?」

安心し切った様子で、一糸纏わぬ姿になる紫陽花。

やはり本質はスペシャルハレンチか。

男どもの前では肌を晒さなくとも、同性の前では気が緩んでしまう。

「ほらほら、花龍ちんもほむらちんも♪髪や肌が傷んじゃうよ?」

「もう…」

「そうだね、ちょっとだけ…」

渋々、人目を気にしながら服を脱ぐ花龍とほむら。

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