腹黒エリートが甘くてズルいんです
面白おかしく、名前とひねりのきいた小噺を出光先輩が言う。それを受けて、名前の分からなかったそこそこイケメンも面白おかしく自己紹介をし、松本さんという名前をこっそり確認する。
……そして、松本さんの隣の菅生さんの番。
「続きまして、菅生隼汰(すがおしゅんた)、同じく松永物産エネルギー本部内、営業です」
ハキハキとよく通る声。
自信がみなぎっている感じがする。ギリギリ、嫌味じゃないけど。
確かにこれだけイケメンで、あんな感じの性格なら……モテるんだろうな。
次は……と酒井くんをチラッと見ようとすると、菅生さんの話が続く。
「今日は目の前の莉緒ちゃんを狙わせていただきます!」
……は、はい?
しん……と席が静まる。皆も、あたしと同じく脳内で情報処理中なんだろう。
目の前の 莉緒ちゃん。
……それってやっぱり、あたしのことなんでしょうか。
で? で?
狙わせていただく、ってなに??
「おおー!! 菅生先輩、堂々の宣言!」
確かタメだと聞いていたけれど、松本さんが先輩なんて呼んで、楽しそうに煽る。
……そして、松本さんの隣の菅生さんの番。
「続きまして、菅生隼汰(すがおしゅんた)、同じく松永物産エネルギー本部内、営業です」
ハキハキとよく通る声。
自信がみなぎっている感じがする。ギリギリ、嫌味じゃないけど。
確かにこれだけイケメンで、あんな感じの性格なら……モテるんだろうな。
次は……と酒井くんをチラッと見ようとすると、菅生さんの話が続く。
「今日は目の前の莉緒ちゃんを狙わせていただきます!」
……は、はい?
しん……と席が静まる。皆も、あたしと同じく脳内で情報処理中なんだろう。
目の前の 莉緒ちゃん。
……それってやっぱり、あたしのことなんでしょうか。
で? で?
狙わせていただく、ってなに??
「おおー!! 菅生先輩、堂々の宣言!」
確かタメだと聞いていたけれど、松本さんが先輩なんて呼んで、楽しそうに煽る。