花と光と奏で
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七聖が最後に言ったあの言葉……


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「“一線”を持つもの同士が出会うべくして出会ったんだよ。
紫音は特殊な感情に囚われていて、
煌暉は自分の立場を疎ましく思い、自分を偽ってた。
それゆえか、他人を、特に女をテリトリーには絶対入れなかったよな。

だけど、お互いがそれを解(ホド)いたんだ」


───**


血のつながりでさえ届くことが出来なかった場所へ、俺が行き着くことは出来るんだろうか……

だからと言って、彼女を想う気持ちは揺るがない。



彼女が俺を必要としてくれるなら、ずっと傍にいたい。

大事だと、守りたいと、その心を包んで抱きしめたい。

俺にとってその存在が必要不可欠なんだと伝えたい。


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