派遣社員の秘め事 ~秘めるつもりはないんですが~
脇田と珈琲を飲んで少し話した。
普段はあまり話すことのない秘書の人なので、緊張するかと思ったが、会社のいろんな話が聞けて面白かった。
「あれ? 怪我してるね、秋津さん」
とふと気づいたように、脇田が言った。
「ごめん。
秋津さんにも破片飛んでたんだね」
と一緒にラグに座る蓮の足首の辺りを見る。
「ああ……気づきませんでした」
よく見ると、少しストッキングが破れて、赤い線が走っている。
破片が飛んで切れたようだ。
「大丈夫ですよ、このくらい」
と笑うと、何故か脇田が、
「ごめんね。
受け止めきれなくて」
と言ってくれる。
「いえ、とんでもない。
そういえば、あのとき、なにか言おうとされてませんでした?」
そういえば、脇田に呼ばれて、足を止めたんだったと気づいた。
本当はそれで申し訳なく思っているのかもしれないと思ったのだが。
普段はあまり話すことのない秘書の人なので、緊張するかと思ったが、会社のいろんな話が聞けて面白かった。
「あれ? 怪我してるね、秋津さん」
とふと気づいたように、脇田が言った。
「ごめん。
秋津さんにも破片飛んでたんだね」
と一緒にラグに座る蓮の足首の辺りを見る。
「ああ……気づきませんでした」
よく見ると、少しストッキングが破れて、赤い線が走っている。
破片が飛んで切れたようだ。
「大丈夫ですよ、このくらい」
と笑うと、何故か脇田が、
「ごめんね。
受け止めきれなくて」
と言ってくれる。
「いえ、とんでもない。
そういえば、あのとき、なにか言おうとされてませんでした?」
そういえば、脇田に呼ばれて、足を止めたんだったと気づいた。
本当はそれで申し訳なく思っているのかもしれないと思ったのだが。