愛し、愛されたのは優しい死神でした。
「…浄化しないとルナさんの体に影響してきます…体調が悪くなるかもしれません」
『…どうしたら良いんですか…?』
「私が浄化します。穢(けが)れてる箇所をまた触りますが少しだけ我慢してください」
『……っはい』
恐る恐る返事をして律さんに向き合うと律さんは私の両腕に手をかざし、何か唱え始めた。
すると淡い光が私の腕に少しずつ集まってきてやがて強い光を発していく。
「…ちょっとだけ耐えて下さいね?辛かったら私に当たって良いですから」
律さんは光を発している箇所をそっと押さえた。