愛し、愛されたのは優しい死神でした。
自殺―その言葉をなぜかしっかり受け止めている自分が居る。それと同時に前日の出来事を思い出した。
私も自ら死を選べばあの二人が迎えにくるのだろうか?
昨日…あの手を握れば私は―。
そんな事を考えていて、
テレビ画面に自殺してしまった子の年齢や顔写真が映し出された。
『…この子同い年だ…』
私なんかより遥かに可愛いし明るそうに見えるけど…。心に闇を抱えていたのだろうか…。