愛し、愛されたのは優しい死神でした。
―チュンチュン…
律さんとキスを交わす瞬間にバチっと目が覚めた。目を何度も瞬きさせて少しずつ現実に戻って来た。
心臓がうるさい…顔も熱くて…お腹に残るリアルな衝撃と温もりに戸惑いながらもう一度息を吐き出す。
『…はぁ…夢か…びっくりした…』
ようやく落ち着く事が出来たと思い何気なく寝返りすると…心臓が跳ね上がる光景が目に映った。
「…スピー…スピー…」
『っ?!!』