愛し、愛されたのは優しい死神でした。
『…本当に一緒に居てくれたんだ…』
昨夜交わした約束。
"今夜は一緒に居る"
って約束をちゃんと守ってくれたと嬉しくなった。
私が寝たら自分の部屋に帰っちゃうのかと心のどこかで思っていたから。
あんな怖い事が起きた後なのに心が温かくなる様な夢が見られたのは律さんが隣に居てくれたからなのかな―?
『ありがとう…律さん。』
彼の蒼い髪を撫でようと手を伸ばして髪に触れた。すると形の良い眉毛がピクりと動き―。