愛し、愛されたのは優しい死神でした。
……私が律さんと夫婦になる事は絶対に無いけど…想像するだけなら、いくらでも許されるよね…。
『…私は誰とも結婚出来ないんだろうな…』
―そして夢と現実の残酷さに心が傷み失望した―。
そっか、あの夢は私の願望だったんだ。
誰かと夫婦になって家庭を築きたいって願望がただ夢で実現されただけ。
律さんが旦那さんだったのは私が律さんしか知らないし、寝る時に律さんが隣に居たからなんだ。
ただそれだけ―。