愛し、愛されたのは優しい死神でした。

『っ…素の律さんで大丈夫です…!律さんには変わりないから…』

「っ…ありがとな。…じゃ二人の時は今の俺で居るな?」

『…ぅんっ…』

「で?何?何か言い掛けたよな?」

『…何でも…ないです…ちょっと名前呼びたかったっていうか…その…』

また更に顔を真っ赤にしてプリンを力強く握り締めて一生懸命話そうしてるのが可愛くて笑いそうになる。
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