愛し、愛されたのは優しい死神でした。
「…お姉さん…ですか…」
『律さん何か知ってるんですか…?!』
ルナが詰め寄ってきて何も言えずにただ目を見詰める事しか出来なかった。
そして、しばしの沈黙の後、ティナが岳の腕の中から飛び出すと姿勢良くルナの前に座った。
―そして…ついにその時が来た―
「…律さん、岳君。やっぱり私の口から言わせて」
打ち明ける覚悟が決まったんだな。…今日言わなければ何の意味も無いからな。
「…解りました」