愛し、愛されたのは優しい死神でした。

意識が遠退いていくのを感じながら耳に意識を集中させた。

すると私の体の上には長い布か何かを丁寧に被せられ、頭にも何かを乗せられた。

気のせいだろうか?この時ほんのり花の甘い香りがした気がする。

「…出来た!!兄貴準備オッケーだよ!」

「…綺麗だな…♪さすがルキさんだ♪」

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