愛し、愛されたのは優しい死神でした。

そう答えると私の髪を撫でながら少し呆れた様にポツポツと口を開いく。

「ルナは俺にとって特別な女なのに、なんで周りの興味の無い香水まみれで甘ったるい強烈な香りをばら蒔きつつ、俺の行く手を阻む邪魔な女達に気ぃ使うんだ?」

……なんかちょっとした暴言が聞こえたような…。

『っ…それはちょっと酷いです…!』

「俺にとってはそう思うくらいにどうでも良い奴等だ。…久々に会ったからって鬱陶しいったら、ありゃしない。」
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