愛し、愛されたのは優しい死神でした。
「三人目、出来るかな…?」
『…きっと…赤ちゃん…来てくれるよ…♪』
髪を撫でる大きな手を自分の頬っぺに添えて微笑むと、照れくさそうに微笑む優しい彼の眼差しが目に写った。
「…またルナに出逢えて…夢も叶えられて……俺は最高に幸せ者だな。」
『ふふっ、私もです♪』
また一つ幸せが増えていく。
私が望んだ温かい家族。
貴方とだから叶えられるんだよ?
こんなに幸せで良いのかな?