愛し、愛されたのは優しい死神でした。

真っ白で小さな仔猫が私の目を真っ直ぐ見て鳴き声を上げていた。

『か…可愛いですねっ…!!』

「っ…!!!」

―この時私は律さんにどんな表情を向けていたのだろう―?律さんの顔が驚いていたから―。

『この子飼っても良いんですか?』

「もちろんです☆…凄い破壊力ですね…驚きました…」
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