愛し、愛されたのは優しい死神でした。

可愛いプレゼント。


調理を手伝うのかと思って道具を出そうと開きを開けた。

「道具の場所やらは勝手にあさって覚えます。まずはこれを…」

そう言って差し出されたのは律さんが可愛らしい大きめバスケット―。

「お近づきの印に私からの細やかなプレゼントです♪そっと中を覗いてみて下さい?」

『中を?』

そう促され、バスケットの蓋を静かに持ち上げて恐る恐る中を覗くとそこには―

「ミャーッミャーッ」
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