ブラッド
第24章
     24
 その日もずっと街を回り、捜査を続けたが、手掛かりは得られなかった。


 捜査本部に戻って、上への報告書などを付ける。


 疲れていた。


 一日が終わると、自宅マンションでシャワーを浴びて眠る。


 もちろん、寝に帰るだけだ。


 まあ、いろいろある。


 伊里町との日常の捜査活動などでも。


 元々一課のデカ同士だから、違和感も齟齬もない。


 また時が流れていく。


 週が一つ明け、月曜の朝、普通に起き出してスーツを着た。


 そして署へ向かう。


 所轄は帳場を置く時だけ利用していたから、そこに普段いるデカたちのことはよく分からない。

< 129 / 349 >

この作品をシェア

pagetop