嘘つきトライアングル


なんて手をひらひらさせて否定していると後ろから頭をゴンっと叩かれた。

『…った。』



(お前何勝手なこと言ってんだよ。)


(だって…翔だってこんなこと度々あったら面倒くさいでしょ?)


(それはそーだけどさ…
俺、彼女とか募集してないし。)



(翔、もしかして彼女いるの?)


(じゃなくて…!)


(勢いで言っちゃったからもう合わせて…お願い)


軽く翔の脇腹を肘でつつくと翔はため息をついた。


「ったく直せよ。お前の勢いで先のこと考えないで物言うとこ。いつか後悔することあるかもよ。」


そうだよね。

これからは気をつけよう。





「あのー。こいつが今言った通り彼女はいませんけど、別に募集とかもしてないんで。
まぁ、皆さんこれからよろしくです。」


さすが翔。話を綺麗に纏めた。

こういうの慣れてるのかな

でもその後私に向けたドヤ顔は反応に困るからやめてほしい。


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