三次元のキミに恋をして。
こんなんじゃ、明日、成海君の顔みて話せないよ...
だって、あんな眩しい笑顔を見ちゃったんだもん。
それに、あの笑顔は多分...
クラスで私しかまだ見てない笑顔。
そう思うと尚更、緊張してくる。
でも...
「私しか知らない成海君なんだ...」
そう思うと、嬉しくなった。

そして、もう一つ。

これは...私の初恋...なんだと思う。
「明日、しぃちゃんに聞いてもらおっ」
少しは、落ち着いた心臓に手を当てて私は、歩き出した。
< 23 / 24 >

この作品をシェア

pagetop