Sweet Love

次はなんとか合っていたみたい。
女子も男子もたくさんいる。


「ふぅー・・」


とりあえずあたしは、自分の席に行くことにした。
あたしの席は・・・
廊下側の一番後ろか。
はじっこって、なんか微妙・・・。


席に着き、横を見ると・・・



・・・ずっきゅーん!
超かっこいいっ!


黒だけど無造作にセットされた髪の毛。
切れ長な吸い込まれそうな目に
きらりと光るピアス。

見たとたん、優等生系ではないことが分かる。

でも、かっこいい~!


名前、なんていうんだろ?



ってか、あたし
もう運命の人に出会っちゃった~!
さっすがあたしの強運♪


早速話しかけようと思い、
肩をトントンっとたたいた。


「ねえねえ!あたし緒方沙彩!名前なんてゆーの!?」



「・・・・・は?」
< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop