Sweet Love
次はなんとか合っていたみたい。
女子も男子もたくさんいる。
「ふぅー・・」
とりあえずあたしは、自分の席に行くことにした。
あたしの席は・・・
廊下側の一番後ろか。
はじっこって、なんか微妙・・・。
席に着き、横を見ると・・・
・・・ずっきゅーん!
超かっこいいっ!
黒だけど無造作にセットされた髪の毛。
切れ長な吸い込まれそうな目に
きらりと光るピアス。
見たとたん、優等生系ではないことが分かる。
でも、かっこいい~!
名前、なんていうんだろ?
ってか、あたし
もう運命の人に出会っちゃった~!
さっすがあたしの強運♪
早速話しかけようと思い、
肩をトントンっとたたいた。
「ねえねえ!あたし緒方沙彩!名前なんてゆーの!?」
「・・・・・は?」