100万PV突破記念!①最後の恋愛 番外 大麦から見た大和の過去編
怖ぇぇな、、、愛。
愛は盲目とは、よく言ったもんだよ。

これまで、ろくな恋愛してこなかったってのは、大和にだけ言えることじゃなくて、つまりは俺もってことなんだろうな・・・。

ああ・・・
見ろよ、この寝顔。
苦しげに寄せられた眉根。
半開きになった唇。
シーツからのぞく、艶かしい白い肌。

そりゃさ、
欲情するよな。
また、
欲しくもなるよな。
つか、
男なら正常じゃね?
むしろ、
大和に非があるんじゃね?

つーわけで・・・
起こしてもう一回、ヤっても良いんじゃね?

・・・
いやいや、待て俺。
ついさっき、起こして襲ったばっかだろ?

何を盛りのついた犬みたいに・・・。
< 2 / 9 >

この作品をシェア

pagetop