天使 近藤弘信
…やってしまった。俺は今日、人を殺してしまった。不法侵入とは言え無防備な老人を殺してしまった罪はどれほどのものだろう?逃げてしまおうか?大人しく出頭しようか?頭の中で混乱が駆けめぐる…

?「やっと気づきおったな」

視界があけると目の前にはさっき殺した爺さんがいた。
動揺から幻覚を見ているようだ。自分の罪の意識から出頭しろと言っているのだろう。

私「あぁ…さっきは悪かったなぁ。本当は殺すつもりなんてなかった。謝ったところで命は戻らない。今日、出頭する。本当に申し訳ない取り返しのつかないことをしてしまった。」

?「そうだな…私もまた先はそう長くはない人生。満足はしているよ。罪を感じるなら、もし来世で会うことができたなら、たっぷりと詫びでもしてもらうことでこの件を水に流してやろう。」

私「そう言ってもらえるとなんだか気が楽になる。ありがとう。」

ん!?何かおかしい…
なんだこの展開。俺が殺したはずなのになんで俺が気を失ってるんだ?

携帯電話の音が鳴る。

?「あっ?もしもし?近藤くん?間違いですね。またかけ直してください。」

私は意識がはっきり戻った。

私「ってか俺の携帯に勝手にでるんじゃねーよ!そもそも何で俺が倒れてるんだよ。爺さんなんなんだよ!」

?「最近の若いのは元気で良い!さすがは井上が目をつけただけある!さっきの電話か?花村って女の子からだったぞ!間違いです。かけ直してください。と言ったらすんなりと、失礼しました。と言って電話を切ったがバカなのか?」

私「井上…あのおっさんと知り合いなのか?」


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