アナタの過ち
「ごめんごめん、飯食った?」
『まだ食べてないよ』
そういえば、朝から何も食べてない。
「じゃあ食うか」
時計を見ると13時半を過ぎている。
『うん』
「マックでいい?」
『いいよ』
「よし」
私は亮のあとを追いかけ、駅ビルにあるエレベーターに乗った。
開いたドアの目の前にお店はあった。
『何食べようかなぁ』
メニュー表を見ながら悩む。
その横ではやたら注文している。
「決まった?」
『え?うん』
「じゃあ一緒に頼んじゃえよ」
『え?わかった』
結果、彼は私の分も出してくれた。
「お前それだけで足りるの?」
私の手には、チーズバーガー1個とオレンジジュースのSサイズ。
『大丈夫だよ』
私達は適当な席に座って食べ始めた。
「この後さ、俺の家行こう」
『…なんでですか?』
「行く所ねぇから」
『…わかった』
この時、こんな軽く受け入れてなければ…あんな思いしなくてすんだんだろうな。
「お前何歳だっけ?」
『は?』
「俺とタメだっけ?あ、違うか。ちょいちょい敬語遣ってるもんな」
『忘れたんですか?』
「うん、忘れた」
彼は笑って言った。
『中2だよ』
「そうだ!思い出した!」
まぁいいけどさ。