アナタの過ち



「行くか!」

返事はせずに、私は残っていたジュースを飲み干した。

ゴミを片付けてエレベーターに乗る。

「駅から歩いて15分ぐらいだからさ」

『そうなんだ。近いね』

上の空だった。
何が起こるかも考えずに。

会話も適当に相槌をうっておいた。

内容なんて頭に入ってこない。


「着いたよ」

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