アナタの過ち
誰?
亮のお父さん?お母さん?兄弟?
誰でもいい。
これで助かったと思った。
だけど、亮の口から出た言葉に私の思考は停止した。
「やっと来た」
え?
「ここから動くなよ」
部屋から出て行く亮を尻目に、頭をフル回転させる。
体は動かない。
どういう事?
え、誰が来たの?
意味わかんない。
何が起きてるの?
悪い予感しか浮かばない。
外れればいいけど、きっとそれはない。
馬鹿な私への罰かな。
下から、賑やかな笑い声が聞こえた。