アナタの過ち
色んな想いが過る中、勢い良く扉が開いた。
反射的に目を向ける。
『誰…』
「俺の連れ」
分かるけど、何しに来たのよ。
「何この子、大人しくここに寝てたの?」
「痛くて動けなかったんじゃね?」
「亮、お前殴ったのかよ」
「え?あぁ、少し」
「ひでぇ奴」
「まぁいいじゃん。お前呼んでやったんだから」
「あ?そんなんお前1人じゃびびったからだろ?」
「は?お前と一緒にすんな」
訳のわからない会話が頭上で繰り広げられる。
「じゃあ頼むよ、タクマ」
タクマって言うのか、この人。
その言葉を合図に、私の下半身はタクマによってふさがれた。
殴られんのかなぁ?2人に。
そう思いたくて。
無理矢理自分の考えを押し殺していた。