アナタの過ち
亮は、私の着ていた服を慣れた手つきで脱がしていく。
どんなに抵抗しても、結局足はタクマによって制御されている。
無理。
敵わない。
敵うわけがない。
抵抗しても痛いだけで、なにも変わらない。
もう嫌。
こんなガキじゃなくてもっと違う女いるでしょ?
なんで私なの?
偶然選ばれた現実にしがみついていたのは自分なのに、私はこんな状況になって真逆の事を考えた。
自業自得。
そんな言葉がピッタリだ。
「…泣いてんの?」
手を止めて、私に問いかける。
『…』
顔を覆う手の隙間から涙が流れていた。
久しぶりに頬に伝う暖かいもの。
小さい声で、大袈裟…って聞こえた。
殺してやりたかった。