腕の中

彩香side

…苦しい。何…これ。頭も痛い。


私は意識が戻って目を開けた。


真っ白のフワフワのベットの上。


私はそこにいた。


…天国？私、死ねたのかな…？


…死んだのに苦しいし頭も痛いとか…


神様はどこまで私をいじめれば気が済むのだろう。


すると1人、驚くほどイケメンな男の人が私のいる部屋に入ってきた。


…天使さん？かな？


こんな厳つい天使さんもいるんだ…。