冷たい王子とチビな私
『 「・・・・・・。」』


どちらも喋ることなく観覧車がうごきだした。

動いてしばらくして彼がはなしかけてきた。


『...姫華...お前、俺のこと好きだとおもったことあったの?』

「え?」

『...たこ焼きのとき、好きだとおもったっていってたじゃん。』

「あっ////」

たこ焼きでの後悔を思い出させられた。

「...たしかにすきだ『 たとえ、お前が、赤田を好きだとしても、俺をもうすきじゃなかったとしても、俺は』




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