冷たい王子とチビな私
『・・・。』
あっ!おもいっきり忘れてた。

「えっと...さっき話したサボり魔の赤田守くんです」
言った後に気付いたけど、他の男の子の話をしてしまったぁ!!

『どうも。姫華の彼氏の、大石竜飛です。』
いつもは姫華なんてよばないのに。。
それにさっきとは対照的な優しい笑顔だけど。


〝目が笑ってない!〟

「え。ひめ彼氏できたの?!」

赤田くんがすごく驚いた顔をした。

「まだ正式ってわけじゃ...!!」

グイッ!!

『すいません。姫華の気分が悪そうなので、保健室につれていきますね。』

いきなりのお姫様だっこ。
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