冷たい王子とチビな私
冷たい王子の嫉妬
「あんな態度とったら赤田くんに失礼だよ!」
抱えられたまま大石くんを睨んだ。すると...。

『へぇー。アイツのかたもつの?』


いつもよりトーンが低い。
怒ってる。。?

「かたもつもなにも...ッ?!」

話している途中いきなり、首もとに口をつけられた。

「...いっ?!」
チュッっとキスマークをつけられてしまった。
じんじんと赤くにじんでいく。
『...ふっ。』
彼は満足そうな笑みを浮かべた。
「なっ、なにするの?!」
ドンッと突き放し、地面に足をつけた。
『なにってオレのものって証つけただけじゃん。』

彼は自分の首を指とんとんとたたいた。



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