冷たい王子とチビな私


何がおこってるの?
守くんにキスされたとおもったら、次は竜斗くんにされるている。
こんな無理矢理で愛のないキスをしてくるような人じゃなかった。

「...ない」

キスを止められた時にぼそっとつぶやいた。

『...あ?』

彼は満足気な顔で私の顔をみつめた。

「あなたは、初恋の人じゃない」

私は彼の目を睨みつけると、呆気にとられている彼を力いっぱいおしのけて、BOXをでた。
< 98 / 126 >

この作品をシェア

pagetop