オオカミ御曹司に捕獲されました
昨日杉本君と一緒だったと言ったらどんな反応をされるか……。
大騒ぎされるに決まってる。
「じゃあ、その鎖骨のあたりについてるキスマークは何?」
ビシッと絵里ちゃんが私の鎖骨を指差す。
「……何?キスマーク?」
私が絵里ちゃんの言ってる意味がわからなくてキョトンとしていると、彼女は苛立った様子で言った。
「気づいてないの?そんな目立つところにあるのに……。虫に刺されたなんて変な言い訳しないでよ」
「……うそ」
私は手で鎖骨の辺りを隠した。
本当につけられたとすると、犯人は杉本君しかいない。
……何でキスマークなんか……。
そう言えば……ただ添い寝しただけだよねって聞いたら、いろいろはぐらかされたんだよね。
大騒ぎされるに決まってる。
「じゃあ、その鎖骨のあたりについてるキスマークは何?」
ビシッと絵里ちゃんが私の鎖骨を指差す。
「……何?キスマーク?」
私が絵里ちゃんの言ってる意味がわからなくてキョトンとしていると、彼女は苛立った様子で言った。
「気づいてないの?そんな目立つところにあるのに……。虫に刺されたなんて変な言い訳しないでよ」
「……うそ」
私は手で鎖骨の辺りを隠した。
本当につけられたとすると、犯人は杉本君しかいない。
……何でキスマークなんか……。
そう言えば……ただ添い寝しただけだよねって聞いたら、いろいろはぐらかされたんだよね。