オオカミ御曹司に捕獲されました
「そう?じゃあ、この豆腐、梨花に全部あげるね」
杉本君がまた笑顔で豆腐を私の口に運ぶ。
「あ~、羨ましいなあ。この二人。江口課長、今度一緒に飲みに行きませんか?明日とかどうです?金曜日ですし」
立ち直りの早い絵里ちゃんはターゲットを江口課長に変えたらしい。
イケメンなら誰でもいいのか?
「残念ながら接待があって無理だな」
絵里ちゃんの誘いを江口課長はさらっと断る。
だが、それで諦める彼女ではない。
「あら残念。じゃあ、土日はどうです?飲みじゃなくても、映画とか」
「週末はジムに行くから」
メガネのブリッジを上げながら江口課長が素っ気なく断るが、絵里ちゃんは江口課長の腕に手を絡めた。
「奇遇ですね。私も週末はいつもジムで汗を流してるんです」
杉本君がまた笑顔で豆腐を私の口に運ぶ。
「あ~、羨ましいなあ。この二人。江口課長、今度一緒に飲みに行きませんか?明日とかどうです?金曜日ですし」
立ち直りの早い絵里ちゃんはターゲットを江口課長に変えたらしい。
イケメンなら誰でもいいのか?
「残念ながら接待があって無理だな」
絵里ちゃんの誘いを江口課長はさらっと断る。
だが、それで諦める彼女ではない。
「あら残念。じゃあ、土日はどうです?飲みじゃなくても、映画とか」
「週末はジムに行くから」
メガネのブリッジを上げながら江口課長が素っ気なく断るが、絵里ちゃんは江口課長の腕に手を絡めた。
「奇遇ですね。私も週末はいつもジムで汗を流してるんです」