Rain Days
流石と言うべきか。

白狼会の副総長だけあって、何を言われても動じない。


「もう一度言う、余計なことに口を挟むな」


竜也は、冷静に言い捨てる。


「余計なこと、にわね。でも、あたしにとってヒデは友達。彼が助けを求めて来たら、あたしは彼を助ける。それも余計なことに入るの?」


あたしの言葉に、竜也は眉を細める。


「あたしは薄情な女でもなければ、利口な女でもない。あたしは、あたしの正義を貫く」


そして言いたいことを口にしたあたしは、竜也を残し立ち去った。

変なことに、首を突っ込んでしまったかもしれない。

それでも、あたしはあたしの正義を曲げられない。

お父さん。

どうやら、あたしはお父さん似みたいだ。

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