恋してセンセイ。




「 じゃああたしは5階だから下に行くね。先生は8階で部屋は8○○らしいよ。絶対バレないようにね…! 」


「 …わ、わかった。あたしも千紘のところに行ってくる…! 」


小さく声を掛け合ってバレないように
お互いエレベーターに乗った。


8階に着くと、人目を気にしながら千紘の部屋を探す。


携帯持ってこればよかった…


手ぶらのまま出てきた自分に後悔する。


「 …あった。この部屋だ… 」


今、周りには誰もいない。

先生や生徒、一般のお客さんもいない。



____よし、今だっ!



ガチャッ


ドアノブに手をかけるとたまたま鍵が開いていたため、そのまま中へ入った。


「 千紘…!鍵開いてたよ!ダメじゃん閉めなきゃ!生徒が勝手に入ってきたらどうするの…!? 」


イスにもたれて資料を見ている千紘に向かって大きな声を出す。



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