君依存

~堤SIDE~

体育館裏に来た僕たちは、一人で立ってる、遠藤さんを見つけた。

少し目が潤んでるように見えるけど、どうしたんだろう……

聞きたいけど、聞けない。

携帯の時計を見ると昼休みが終わりそうだった。

「行こう。授業が始まっちゃうよ」

そう言って二人の後ろを歩いた。

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