君依存
なんだろう、この胸のドキドキ。

これって、本条君にドキドキしてるってこと?

ふみかは、胸に手を当てて立ち止まった。

今振り返っては、きっと本条君がいる。

そう思って振り返ることはできなかった。

気を取り直すように首を横に振って自転車に乗って帰宅した。

本条君はその一部始終を見ていた。

「あぁあ、振り返ってくれると思ったのに、残念」

背伸びをしながら、遠くになっていくふみかを見ていた。
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