君依存
「遠藤さんも?あそこに?」

ふみかは、無言でうなずいた。

「あんなに沢山いるんじゃ、遠藤さん押しつぶされちゃうよ」

「あはは、そうかもね」

ふみかは苦笑いをしながら、りこのほうを見た。

りこは、顎で購買を指している。

「何買ってくるの?僕が見てきてあげるよ」

「え?あ、でも、悪いから、私も一緒に行くよ」

二人は、一緒に人ごみへ向かった。

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