君依存
「なぁんだ、ぞっこんじゃん」

「えぇ?なに?ぞっこん??」

「ん?さ、かえろぉってか、パフェ食いに行こう!」

「えぇ、濱田先輩とじゃやだ」

「そんなこと言うなよぉ~」

知花は、ぷいっとそっぽを向いて、手をひらひらさせ「じゃぁ~ねぇ~」と帰っていった。

真一は、知花の背中を見ながら「みぃんな、岳が好きなんだな……俺もそこそこイケてると思うんだけど??」と複雑な表情を見せていた。
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