隣に住むのは『ピー…』な上司
「まさかじゃないの!本当にそう。あれは確実に奥さんね。年齢も同じ頃だし、イケメンと美人のカップルでお似合いだった!
いいなぁ〜課長は。仕事はデキるし、家庭生活は円満だし……ねえ、アイ?」


「う、うん。ホント。羨ましいよね」


分けてくれればいいのにね…と、笑ってごまかしました。

私の知らない所で、一体誰と買い物をしていたの?課長。



「……あ、来たよ。お噂の人が」


デスクに着く真由香に合わせて椅子を引いた。

私のことを確かめようともしない課長に、初めてイラつきを覚えました。



(何よっ!誰よ!美人って!?)



崩れた課長のことを知ってる人なの?

その人には、課長の素顔を見せているの?


何の買い物をしていたの?

それで昨日は何も連絡してこなかった訳?



(課長。何とか言ってきて!!)



一緒にいてくれるって言ったじゃない!

私が必要だって言わなかった!?



不安がどんどん広がり始めた。


言ってはならない放送禁止用語みたいに、課長の周りに不満が溜まり始めてきました。


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