最悪なウェディング~鬼上司と恋の予感?~

私は、あんたのせいで最悪だつっーの。

しかも、どんな顔で会えばいいの?
すると恵梨香は、私の方を見て 
「だからよろしくね。愛美。
最高の結婚式になるように期待してるから」
笑顔で話しかけてきた。

笑えない冗談は、夢の中だけにして!!

「恵梨香。あんた……よくそんなこ……」

「恵梨香。立ち話も何だから向こうで話そう」
お兄さんが笑顔で被せるように言ってくる。
明らかに邪魔をされた。

ちょっと文句言いたいんだから邪魔しないでよ!?

ムカついて恵梨香のお兄さんを睨み付けていたら
案内していたお兄さんが私の方に振り返ってきた。
そして凄い目付きで睨んでくる。

『余計なことを言うな!』
そう言ってるかのような表情だ。

ムカッ……
何が何でも妹の味方をする気か。

席に案内するとお兄さんが
「そう言えば、智也君だっけ?
今日は、一緒に来たんじゃないのか?」
智也が居ないことに気づく。

そう言えば居ない。
いや、居たら居たで気まずくなるし困るけど……

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