cherry blossom
記憶の鎖

生活



...はぁー...。


ただ今、バス停前。


中庭のあいつらと別れてから、約5時間


あいつらと遭遇したくないから、午後いっぱい図書準備室にいた。


終業のチャイムがなると同時に


部活に入ってない私は、他の子達より一足先に家路を急いだ。


1人っきりでバス待ちをしてると、


何度ついたか覚えてないほどのため息が


あとからあとから零れてくる。


「...なんっつー間抜けな逃げ方だよ...」


頭が痛いので保健室〜って。


保健室ぅ〜って...だっさ...


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