王様の命令は?




強引に手を引かれて、私は一体どこへ?




匠が歩いてるだけで、周りの人の視線が集まる。




そんな様子を後ろから見ながら、足をもつれさせないように必死に前の背中を見て進む。



匠が通るだけだというのに、その華やかな存在感は人の目を誘い寄せる。



悔しいけど、それは認める。



この王様はみんな、みんなトリコにさせるんだ。





「うわぁ……人すごー…」



着いた先は体育館。


少しだけ開いていた扉から漏れる熱気と歓声。

体育館内に入ってみると思わずそう声が漏れる。



だって、すごい人!



予想以上に熱気あふれ、特にステージ周りの人だかりはすごい。



< 334 / 350 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop