彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)


「わしが調べたところ、瑞希はんは、凛がカンナはんと付きおうとるって勘違いしてるみたいやで~!?」

「・・・・・・・そんな気がしてました。」



瑞希お兄ちゃんからの【最低】発言後に考えた。

カンナさんと絡ませて、私をそういうとなると・・・・それしか考えられない。


「男女交際してると思われてたなんて・・・・・!」


〔★凛は弱っている★〕

「なんや~!?誤解される心当たりがあるんかい!?」

「僕はそのつもりはなかったんですが・・・男女ということで、誤解したようです。」

「うはははは!わかるわぁ~同性へのフレンドリーを、異性相手にしちゃあかんで~役柄を守らへんと!」

「男の子設定は守ってきました!だから、納得できないんですよ!?なんで、瑞希お兄ちゃんがそんな勘違いをしたのか・・・!!」

「うっはっはっ!わしに聞かれてもなぁ~せやけど、そういう風に見えるようなことを、自分がしたんちゃうか?」

「だから、覚えがないんだってば!」

「ほな、ますますタチが悪いなーわしから見ても、恋人同士やっていう誤解を与えてるでぇー?」



〔★ここが天然の怖いところだ★〕


ヤマトの話では、私がカンナさんを特別扱いしているといっている。



(親友として特別に思ってる。)



本当の友達一号だから、失いたくないと思って付き合ってきた。



「うはははは!凛がいくら友情を強調しても、自分、男の子設定になってるやん?逆の立場だったら、どないやねん?」

「そ、そう言われても・・・」



(しかし・・・そんなに誤解されるようなことをしたかな・・・・?)



〔★未だに自覚がない★〕

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